「海苔と卵と朝めし」 向田邦子

本屋さんで偶然目にしてジャケ買いじゃないけどタイトルと装丁買い。

白い表紙がご飯、真ん中の赤く丸いイラストは梅干し、表紙をめくると真っ黒い見開きのページが海苔を思わせ、本そのものがまるでお弁当箱のよう🍱

「お八つの時間」とゆうエッセイもあり、自分のおやつも記念撮影

食いしん坊エッセイ傑作選と帯に書かれているだけあって、出てくる食べ物が全て美味しそうだし、その食べ物にまつわるエピソードも、ちょっとジーンとしたりホッコリしたり、思わず笑ってしまったり。

特に「キャベツ猫」は好きな一編。向田邦子のものの見方、感じ方、表現の仕方、ユーモアのセンス、人柄、全てが素敵なので、「ベストエッセイ」版も先日買ってしまった。読むのが楽しみ♪